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■ドーパミンと性格の関係 3/4

 

●ドーパミンの正体


ドーパミンと性格の関係がだいたい分かるようになってきたと思うけど、この神経伝達物質がどのように働いているか説明してみるね。まず、よく理解してほしいのが“脳”と“神経伝達物質”との関係なんだ。

脳がコンピュータと異なるのは、脳は電気回路と化学反応回路の2つから成り立っているってところなんだよ。コンピュータは電気回路だけだね。脳には、数千億個のニューロンという神経細胞があって、一つ一つのニューロン内では電気パルスで情報を伝えているんだ。ところがニューロンとニューロンの間には“隙間”が空いていて(この接合部分をシナプスと呼ぶよ)、ここでは化学反応を行い、情報を伝えているんだ。

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その化学反応とは、シナプスの間で神経伝達物質をやり取りすることなんだ。ドーパミンの神経回路では、前シナプスからドーパミンが放出され、後シナプスのレセプター(受容体)でドーパミンを受けるんだ。放出され使われなかったドーパミンの一部は消滅し、一部は「ドーパミントランスポーター」という部分から前シナプスに回収され、再利用されるんだよ。

ドーパミンのレセプターは、人によってDNAのバリエーションがあって、レセプターの感度の違いがあるんだ。実は、ドーパミン・ハイの人はレセプターの感度が悪くて、ドーパミンを多めに放出しないと情報が伝わり難くいんだ。だから、より強い刺激を求めるようになるんだね。

脳内に放出されたドーパミンは“快感物質”で、この刺激をもう一度味わいたくて、人は「ドーパミンが出た行為」に意欲を持って取り組むわけ。ドーパミンは人を活動的にする“アメ”の役割をしてるんだね。

 

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